どう対応しようか考えてるんですよ。
差額でても返金も請求もしませんって書いてる出品者たくさんいるよ?
スケールでの際どい数値だったり、荷物サイズのわずか1センチの違いだったり…。
どんなに気をつけていても、たまに出てしまう送料の差額。そしてソレに伴うトラブル。
送料が落札者負担なことが多いヤフオクだからこその悩みといえますよね。
「返金も請求も致しません」という文言もよく見かけます。
ホントにいいのかな?
返金や請求はするべきなのかな?しないでも問題ないのかな?
何が正解なんだろう?
どのように対応すればいいのか悩んでしまいますよね。
出品者によって対応は違うので出品者の数だけ解答があります。コレが100点なんていう明確な正解なんてないのかもしれません。
ヤフオクでよく見かける「返金も請求も致しません」についても考えてみたいと思います。
返金も請求も致しません
商品説明文の注意事項としてよく見る文言ですよね。便利な言葉だなあ、と思って見ていますが、ちょっと不誠実かな、とsoraは感じています。
出品者からすれば一番楽チンだろうなぁ、とは思うんです。(それを見越して多めに送料を多めに設定しているあくどい感じの出品者も結構いますしね)
なぜなら、
微妙な数値のときにはワンランク上の送料を記しておけば自分は損をすることはないワケだし、
「返金も請求も致しません」と書いておけば差額がでてもスルーすればいいだけだし、
何か言われたって、ちゃんと書いてるんだから了承済みの上での落札でしょ、と突っぱねることもできちゃうし、とメリットだらけに見えます。
責められる理由がないぜ!
という声も聞こえてきそうですが、落札者としてはどう思うでしょうか?
毎回同じ落札者で、このあいだは負担してもらったんで今回はこちらが、みたいな関係性であれば問題はないかもしれません。
でも、取引相手って毎回違いますよね?
もしもあなたが落札者で請求されないのなら、ラッキー、で済むハナシでしょう。
でも返金されない立場だったら?
返金されない分で他の落札者の負担をするの?ってちょっとモヤッとなりませんか?
誤差程度の差額なら「いいよ、手間賃にとっておいてよ」と言ってくれる落札者もいますが、宅急便やゆうパックなどとなるとサイズがひとつ違うだけでも大きな差額が生じます。これで「いいよ」と言ってくれる落札者って減ります。やっぱり安く済むのならそうしたいですもん。
なので、差額が生じた場合には返金はしたほうがいいと思いますが、請求に関しては微妙ですね。
差額が数百円になってもしないほうが無難でしょう。
もちろん、落札者から発送方法を変えてくれ、などと言われたのであれば実費を請求するべきですが、こちらの計測ミスであれば出品者が負担をしたほうがいいかな、と思いますね。
落札者の中には「誤差程度」や「僅かな差額」と考えない人だっています。
各社の運賃割引サービス(持込で○○円引、とか)に目を光らせている人だっています。
送料は○○円だったってハッキリとわかるので揉めやすいのです。
そして文句を言ってくる人って、自分が損だと思うとドン引きするほど攻撃してきますが、逆に得をしていると思うとなんにも言ってこないんです。
1円だって揉めるときは揉めるんですから、その手間とストレスを考えれば差額を負担するほうが いろいろと救われます。
どんなアクシデントでも言えますが、一番いいのは取引相手とよく話し合って、お互いが納得のいくカタチで取引を終了させることです。
差額出ちゃったや、ま、いいか、とスルーして取引を終了させるよりかは、ちょっと差額出ちゃったんですけど、と切り出してみて、お互い納得できるのであれば、ちょっとスッキリした気持ちで取引を終えられると思いませんか (´ v`)
返金について
かんたん決済のシステムでは差額の返金をすることができません。
返金を考える場合には、取引ナビで落札者に返金の意志があることと、どのように返金するのがいいのかを伝えなければいけません。
(その上で「とっておいてよ」と言われたのであれば有難く頂戴しておきましょう(。-人-。))
荷物に現金を同梱できればいいのですが、それは郵便法に違反します。したらダメですからね。
では、どのような返金方法があるのでしょうか。
銀行口座に振込
いちばんおススメする返金方法です。
日数もおかずに取引相手に確実に返金することができます。
気になる振込手数料も同行間であれば無料です。
ネット銀行の口座もあると便利ですね。預入の残高によって回数は変わったりすることもありますが、月に数回分の振込手数料が無料になります。ひとつ持っておくととっても便利ですよ。
切手
荷物と一緒に送るのに最も適しています。
けれど、一昔前であれば切手も有効だったかもですが、切手を利用することが少なくなった今では受け取っても相手はちょっぴり困るかもしれません。
とはいえ、切手を愛用している人もまだまだいるので一度取引相手に確認をしてみるといいと思います。
定額小為替
切手同様、荷物と一緒に送るのには適していますが、購入時に手数料(一枚につき100円)がかかるし、換金時には相手に郵便局に出向いてもらわないといけません。
ちょっとお金と手間がかかります。
現金書留
それなりの金額を送るのにはいいのでしょうが、差額返金で利用するには向かないですね。返金額より手数料の方が高くなります。
普通郵便の料金に加えて、現金書留代435円+現金封筒代21円がかかります。
請求について
普通郵便を宅急便に、などの落札者の要望で発生する差額であれば請求してもなんの問題もない(むしろ請求しなきゃダメ)と思いますが、出品者の計測ミスなどで請求をすることはあまりおススメはしません。
落札額以外にあまりお金をかけたくない人も多く、
ゴネる人もいるし、
請求することでトラブルになりやすいし、
請求したところですぐに入金してくれるとは限らないし、
請求した以上入金されないままでは発送できないし、
毎日催促もしづらいし、待ち疲れるし、
と、デメリットが多すぎるからです。ですが、そこは出品者の自由でいいと思うので、請求するのであればそれもいいと思います。
返金同様、入金してもらう場合にも、かんたん決済のシステムは利用できないので直接口座に振り込んでもらわなければいけません。
いくつかの銀行を提示して、振込手数料がかからない銀行を選択してもらうのがいいかな、と思います。
そうすることで、差額を絶対に出さないんだ!と強い決意で、頭を使って梱包に工夫をするようになるからです(笑)
まとめ
誰だって、なるべく差額を出さないように梱包ひとつにもいろいろと工夫をされていると思います。
それでも差額が出てしまうのは、もうホントに仕方のないことです。
多く貰ってしまったとき
銀行口座に返金する、という方法が一番おススメです。
同行間など条件付きですが、手数料もかからず、日数もおかずに取引相手に確実に返金することができます。
もしもネット銀行の口座を持っていないのであれば、他行であっても振込手数料が一定回数無料になったりするのでひとつくらい作っておいてもいいですね。
少なく貰ってしまったとき
落札者の要望で発生する差額であれば請求してもなんの問題もないと思いますが、出品者の計測ミスなどで請求をすることはデメリットが多くあると感じるのであまりおススメはしません。
返金も請求もしたくないとき
割り切って、返金も請求もしません、と商品説明文に書いておきます。
それで納得の上の入札、落札ですからね。なにか言われても「書いてますよ、ちゃんと読んでくれましたか?」とは言えます。そしてなにか言われてもスルーできる強い心が必要です。
対応ひとつで取引相手の印象は大きく変わります。
あなたが、自分はこうしたいな、と思う方法で対応してみてください。
これも慣れの問題と思いますので、失敗を繰り返して掴んでいってください(o^ ^o)