『ブラックリスト』
なんだか怖~い、イヤ~な響きですね。
ブラックリストといえば、soraはクレジットカードが一番初めに思い浮かぶのですが、その他にも金融機関や宿泊施設などなど様々な業界に存在しているようです。
もちろんヤフオクだって例外ではありません。
今回は、気になることがたくさんあるブラックリスト(BL)についてのお話です。
ヤフオクのブラックリストとは
ヤフオクのブラックリストは、取引したくない相手を登録できるシステムです。
登録数の上限は3,000件とスゴイ数を登録することができます。
※そんなにたくさん登録したことがないのですが、上限を超えると古いものから順に削除されるようです。
(ヤフオク!ヘルプより)
出品者だけの機能と思われがちですが、実は落札者も使えます。
ヤフオクの利用者なら誰でも利用できるんですよ。
この人とは取引したくないな…。
そう感じてしまうことは誰だってあることだと思います。
嫌がらせのような質問をされたり、逆にものすごく雑な回答を受けたり、取引中の相手のあまりのルーズさだったり。
この辺りは人によって感じ方は違いますが、もしもあなたが「イヤだな」と感じたのなら我慢することなくブラックリストに登録することをおススメします。取引が終わるまでの我慢…、とストレスをため込んで取引をしても健康を害するだけです。「めっちゃ利益があるから」とスパッと割り切れるのなら、それはそれでいいと思いますよ。
では、ブラックリストに登録したり、逆に登録されたりした場合はどうなるのでしょう。
できなくなることは次の3つです。
- 入札
- 質問
- 値下げ交渉
※値下げ交渉は設定されている商品のみ可能です。
ブラックリストに登録しているYahoo!JAPAN IDとの係わりを断たれる、ということになりますね。
ヤフオク★ブラックリストの登録方法・解除方法(手順)
この記事ではブラックリストの登録、解除のやり方(手順)を画像付きで解説しています。 ※2023年11月からのブラックリスト登録方法変更に伴い、一部加筆、修正を行いました。 ブラックリストの詳細はこちら ...
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入札者(落札者)が出品者を登録していたら…
ヤフオクではブラックリストに登録しても、検索結果からその出品者の商品を弾いてはくれません。BL登録した人と分からずに入札しようとして、ヤフオクからの警告メッセージで登録していたことで「あっ」と思い出します。
あなたがBL登録をしたYahoo!JAPAN IDの出品者の商品に入札をしようとした場合は、このような警告メッセージが表示されます。
「あなたのブラックリストに登録」とありますね。それで自分が登録したことが分かります。
自分で登録したけれど「なんで登録したんだっけ?この商品に入札したいな」と思ったり「この出品者には嫌な思い出があるけれど、それでもこの商品が欲しい!」と思ったときには、あなたのブラックリストから相手のYahoo! JAPAN IDを削除(解除)することで入札することができるようになります。
出品者が入札者(落札者)を登録していたら…
出品者が、入札を考えている人のYahoo!JAPAN IDをBL登録している場合に入札や質問をしようとすると、このような警告メッセージが出ます。
あなたのブラックリストに登録してあるときと違い、ストレートに拒否られているメッセージですね(゚Д゚;)
この警告が出て初めて「あ、この人のブラックリストに登録されてるんだ…」と気づくことになります。取引したことのない出品者にBL登録されていると少しショックですけども。
いくら入札したくても、これは出品者がブラックリストから登録を削除してくれないことには、どうにもならないので諦めるしかありません。
ブラックリストに登録されるというのは、それなりの理由があるからです。良くない印象がより悪くなって「絶対に外さないゾ」と決意を固められるだけですよ(-ω-;)
まあ、すでに取引が成立していて、取引終了から120日間(取引ナビの利用できる期間)でないと懇願はできないですけども。思い出してもゾッとします。
ブラックリストへは、どんな理由で登録した(された)んだろう
まったく身に覚えがないのにブラックリストに登録されていることを知ったらショックですよね。
答えは登録した本人にしか分かり得ませんが、BL登録されるのにはそれなりの理由があるハズです。ではその理由を探ってみたいと思います。
まずは、取引開始しない、入金しないなどのような基本的な理由を除いてsoraがBL登録した理由を紹介します。
- めちゃくちゃな値下げ要求
- ヤフオク外での取引を持ちかけてきた
- ヤフオク外取引の持ちかけではないけれど、フリマのように専用ページを作って安く譲って欲しいと依頼
- 落札した商品と同系統の商品を持っていないかとしつこく確認、答えなくても何故か出品依頼
- 頭が痛くなってくる程の言葉遣い
- 酷いマナーの業者
- あまりにルーズすぎてイライラした
- 落札後に違う発送方法で送れと言ってくる、その準備はしてないから発送は少し遅れるというと不機嫌な印象
- 逆ギレした出品者、しかも送られてきた商品は説明や画像と違いボロボロ
実際にsoraが登録したのはこんな感じの理由ですね。
あまりに自分勝手で一方的な取引相手を登録しています。
なかには、
- 某大手掲示板で晒されているYahoo! JAPAN IDを片っ端から登録
- 悪い評価が多い人を見つけ次第登録
- 自分が出品している商品と同じような商品を高額で出品している人
などという理由でBL登録する人もいるようです。
あんまり登録しすぎると取引する相手がいなくなるんじゃない?と思わなくはないですが(´∀`;)
登録理由なんて、ホントに人それぞれですからね。
あなたが快適なヤフオク!ライフを送るためにも、せっかくの便利機能を利用しましょう。
ヤフオク★ブラックリストの登録方法・解除方法(手順)
この記事ではブラックリストの登録、解除のやり方(手順)を画像付きで解説しています。 ※2023年11月からのブラックリスト登録方法変更に伴い、一部加筆、修正を行いました。 ブラックリストの詳細はこちら ...
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取引中の相手でもブラックリストへの登録はできる?相手にバレない?
取引中の相手でもブラックリストへの登録は可能です。
ブラックリストに登録されたという通知はされませんので、取引相手に知られることなく登録することができます。
ただし、ブラックリストに登録した取引相手が再びあなたの出品した商品に入札や質問をしようとした場合には警告メッセージが表示されるため、相手にバレてしまいます。
取引中、または、過去に取引をした相手でも、ブラックリストに入れても落札日から120日間は取引ナビから連絡することができますし、評価の変更もできるんですよね。
色々と堪えて、せっかく穏便に取引を終了させても「ブラックリストに登録された!」とバレて過去の取引の評価を変更されては台無しです。我慢した甲斐がありません。
もしもBL登録をした取引相手が興味を持ちそうな商品を出品したい場合には120日を過ぎてから、完全に連絡手段を失くしてからの出品がいいでしょう。住所、名前は知られていますが、120日を過ぎれば取引ナビは見られなくなるし、いちいち覚えていないと思うので問題はないかと思います。
まとめ
ブラックリストに登録したり、登録されるとできなくなることは、入札、質問、値下げ交渉の3つです。
基本いつでもBL登録することはできますし、登録した相手に「登録されました」みたいな通知はいかないので安心してブラックリストに登録することが可能です。
登録したYahoo!JAPAN IDとの係わりを一切断つことができますよ。
けれど、注意しなければならないのは取引中、取引後のBL登録です。
それっきりの取引であれば何の問題もありませんが、もう一度あなたの出品した商品に入札や質問をしようとした場合は警告メッセージが表示されるので、バレます。
バレてしまえば評価を変更されてしまう恐れもあるということを覚えておいてください。
ブラックリストはとても便利な機能です。
快適なヤフオク!ライフのために上手に活用したいですね!